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2013年2月 1日 (金)

「南極料理人」良かった

男たちの描写がとてもリアル。身近に居そうだが魅力的な人々の生活を見せてもらった感じだった。生瀬勝久、きたろう、こういう人たちが会社とかに居たら楽しいだろうな、と思う。

ラーメン作るだけのことがあんなにクライマックスになるとは。

若い彼が日本に残した彼女とする電話もものすごいリアル。あんな感じだよな。男は彼女をつなぎ止めておきたいが、女のほうはちょっと及び腰のようなところが良く出ていた。

朝の食事時の連絡のときの力の抜けたような口調もリアルだし、ワガママなやつが居たり、挨拶にこだわる人が居たり、長く居てみんなの気持ちがすさんでいくところなんて非常にありがちでそれらしい。キムタクの南極大陸のような熱さなんて普通ないからな。

彼女に振られた若者がKDDIのインマルサットのオペレーターの声にほれるなんてのも女日照りの南極らしくて笑えた。

帰国の時の出迎えのシーンも良かった。西村の娘がジャンプしながら手を振ってる姿が、生意気なくせにお父さんが帰ってきてうれしいというツンデレでよかったし、なんと言ってもKDDIの清水さんが結構かわいかったのもよかった。 あの若い彼は高良健吾だったんだな。本来ならイケメンだがこの映画ではちゃんと女に振られそうな情けない男に見えた。

ドームふじ滞在中に西村の娘がどこかの科学館のイベントで西村に気づかれないまま交信する場面も良かった。娘はイタズラのつもりでいるが、実際には父親を気にかけてるという感じがよかった。

なんというか、普通だがちょっと魅力的な人々の生活を覗き見れた感じがした。日本のよさここにあり、という感じだった。日本のよさは、こういう穏やかでなるべく人々のあいだで争わないでいようとするところじゃないだろうか? アメリカじゃこんな映画は作れないと思う。なんか激しいことを起こさないと映画にはならんだろう。「ほのぼの」を映画にしたらこうなる、というような映画だった。

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コメント

任期が終わって、片付けて、食堂から人が居なくなる場面も良かった。喧嘩とか馬鹿なこととかやりながら騒いでいたメンバーが居ないという寂しさが実感できた。わずか2時間の映画だが自分も一緒に越冬生活をしていた気分が味わえた。

投稿: ex2channeler | 2013年2月 7日 (木) 18時27分

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