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2013年1月16日 (水)

「北の国から」の最初のシリーズを見るときつい

BSフジでやっている、北の国からの最初の連ドラの再放送を見ていると心が沈む。 純も蛍も、幼いながらも厳しい生活をけなげに送っているというのに、その後にああいう残念な未来が待っていると思うとがんばった甲斐がないと思う。 純は結局底辺のフリーターにしかなれなかった。自動車修理工場、ガソリンスタンド、そしてごみ収集。草太の農場を引き継いだときは浮上のチャンスだったが結局失敗。都会の小学4年生で勉強が出来た純は、順調に行けばスーツを着て通勤するような職に就けていたはずだ。北海道に来た後でも、中学3年の頃「ペンチ」と呼ばれていた機械好きの少年だったことを考えると、高卒でどこかのメーカーで技術者として働くという可能性もあったと思う。純の転落の最大のきっかけは、中学を出た後東京に出てきてしまったことで、あそこで富良野に残って普通の高校生活を送っていたら、普通に就職できて安定した生活が送れていたのではないか。あの時も、レイちゃんが夜逃げしたことで、東京に行く必要がなくなったのに、蛍に、「お父さんのがんばりを無駄にするな」ときつく言われて、東京に行く羽目になった。五郎は子供のためを思って行動しているとは言うものの、子供に気を使わせて結果的に子供の行動を縛ることになってしまっている。

蛍も、緒方直人演じる勇次と付き合ってたころまではいい感じで育っていたのに、その後の不倫以降は転落の繰り返し。正吉と結婚したのに農場がつぶれて一家離散とか。大きくなるときに五郎と一緒にいて、いつも五郎の気持ちを気にしながら育ったりしてると、そんなに素直には育たず、どこか影のある大人になるんだろうなという気はする。

雪子おばさんも幸せな結婚生活は送れなかったし、草太も亡くなったし、つららさんは風俗だし、中畑の奥さんは亡くなるし、五郎はいつまでたっても貧乏のままだし、そりゃ清貧はいいけどあんだけ頑張ったてきたんだからもっとうまくいったって良かったんじゃないかと思う。

もちろんドラマなんだから、平凡なサラリーマンになりました、普通の結婚をして普通に暮らしました、じゃダメなんだろうけど、昔の、幼い頃の純とか蛍のかわいさを見てると、どんだけ頑張って生きていてもこれから底辺の暮らしをする厳しい未来が待っているんだと思ってさびしい気持ちになる。今日の、「さようなら1980年」の回で、五郎の「この一年の君たちの頑張りを父さんは忘れないだろう」というセリフを聞いてなおさらそう思う。「その頑張りはそれほど大きな実は結ばないんだよ」と。

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コメント

沢の水を引いて水道代わりにしてたけどエキノコックスにかかる可能性のある非常に危険な行為だな

投稿: ex2channeler | 2013年1月31日 (木) 01時35分

普通に飲酒運転してるな。駒草に飲みに行った帰りは当然車だろう。

投稿: ex2channeler | 2013年2月 6日 (水) 19時32分

成功しても冷めるけどねw

投稿: | 2013年5月30日 (木) 03時36分

毎週あるテレビ放送だけでおわらせて、続編はなしで、後はいろいろ想像させてくれた方がまし。ろくに演技の才能もないアイドルばかり出してさ~

投稿: c | 2016年7月31日 (日) 22時37分

基本的に見る人の気持ちや環境で見ている感覚は違うのではないでしょうか。

現実社会において、全ての人間が社長さんや学者ばかりではなく、底辺層や中級層の人口が圧倒的に多く、その中で世の中に対して色々な思想を誰しもが持っている。

学問が出来て都会でスーツを着て仕事していても、心の満足感や達成感は虚しい人が多い現実。

つららさん、風俗嬢になっても力強く生きて行ってるかも知れない。

純も親父の子供だからリサイクルショップの経営者になっているかも知れない

蛍とそうたは、コツコツと貧しいながらも明るく楽しく生きているかも知れない

五郎は100歳でまだ健在かも知れない

社会から、踏まれても蹴られても追い詰められても、本来、人間は死ぬまで働く事や物に頼らず創意工夫し物に対する感謝の気持ちや努力と達成感、人が人を好きになる時は残酷な時もあると言う事、環境や全ての事は一長一短ではない事も理解できた北の国からでした。

投稿: みけこ | 2016年8月12日 (金) 11時46分

連続ドラマだけでみたら、ほんとにすばらしいと思う。日本人の心が描かれている。続編なんか作らなきゃよかったんだよ。連続ドラマの続きは、視聴者の想像に任せるべきだった。続編ドラマは、アイドルドラマみたい。安っぽいお涙ちょうだいで、連続ドラマにある人生の深い教訓がない。

投稿: な | 2016年9月22日 (木) 21時48分

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