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2013年1月13日 (日)

「アバター」最高

映像はすごいがストーリーは糞だ、なんて意見をよく見るけどとんでもないと思う。映像、設定、ストーリー、すべてが最高だ。ストーリーは確かに単純だがその分わかりやすく、素直に入り込める。だからナビの女の子がかわいく見えてくるし、自分が人間であるにもかかわらず、ナビに肩入れして「人間やっつけろ」と思ってしまう。映像はもちろん言うことなし。空に浮かぶ岩山、黒い巨大なライオンや、象のような巨大獣の造形や動き。空に浮かぶ岩山に登る場面や、訓練で高いところから飛び降りる場面なんかはテレビで見ても自分がやってる気分になる。アバターの体に乗り移る設定もいいし、資源がほしい人間が、評判を気にして原住民をなるべく殺さないようにしたり、でも最終的には欲に駆られて殺しまくる、というのも本当にありそうだ。あの大佐が爆撃のときに気楽なふりしてコーヒー飲みながらやってるってのも、いかにもアメリカ人の余裕綽々を気取った態度って感じでそれらしい。地獄の黙示録のワルキューレの騎行を流す隊長を思い起こさせる。最後の、ナビの神秘の力で人間の乗り移りの技術を代用できてしまうなんてのもいい。そうそう、何も知らない主人公が最初にナビの人々に接触したときの異文化交流なんかも本当にそれらしくていい。最後の、大佐が接続カプセルを襲うシーンも確かにそれが正しいやり方で納得させられる。

わかりやすいし、きれいだし、気持ち悪くないし、はらはらするし、映画として完璧な作品だと思う。トータルで言えば、興行成績にふさわしい、史上最高の映画だ。

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