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2008年12月18日 (木)

「風のガーデン」の緒形拳

すざまじいな。

自分がガンで死にかけているときに、ガンで死んでいく息子を看取る医者の役を演じるとは。

自分もあんなふうに苦しんで死ぬのかと思って怖くなかったんだろうか。

緒形拳自身は、貞見のように寝たきりになって麻薬で痛みを取るという状況にならずに亡くなったようだ。ぎりぎりまで働いて、急死するという死に方は幸せといえるかもしれない。

ただ、このドラマは、緒形拳の遺作としては、出来はあまりよくない。

奥田瑛二はいつの間にか消えちゃってどうなったか分からないし、岳の自閉症ぶりはまったくそれっぽく見えないし、そもそもなんでああいう設定にしたのか分からない。平原綾香は大根でかつ顔もよく見るといまいち。

岳が貞見にしょうもない花言葉を教える場面とかも別にいらない。養蜂業の息子もわざとらしい。

結局、「死にそうな人がかわいそう」 ってだけのドラマだった。いろんな人は出ていたけどエピソードが細切れで、厚みが感じられなかった。あんなのなら、北の国からの4時間のスペシャルのほうが内容が濃い。

緒形拳は、ガンで亡くなったことを考えるとすざまじいんだが、どうしてもそれが気にかかってドラマに没入できなかったのだが、まあ、このドラマ自体、たいしたドラマじゃないから、緒形拳のそういうすざまじさだけを見ればいい、ということではある。

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